毛布の種類と特徴

 

毛布=ブランケット

夏にタオルケット1枚では少し寒いというとき、冬に掛け布団の下に、昼寝やうたた寝の時に毛布は、寝床での体温調節にとても重宝します。
1824年に、イギリスで誕生しました。トーマス・ブランケットが製造工場を設立し生産をはじめました。この人物の苗字から毛布の事をブランケットとも呼ぶようになりました。欧米では、現在でも「Blanket」と表示されています。
主な素材から、純毛毛布、アクリル毛布、綿毛布に大別されます。

日本での毛布の歴史

明治20年ごろに発売された国産初の毛布は、牛の毛を使用したものでしたが、臭いがきつく敬遠されました。

 

その後、国産綿を使用した綿毛布が生産されましたが、輸入ブランケットに比べて低品質だったので人力車に乗る客の膝掛けに使用さてる程度でした。

 

日清・日露戦争の時に、軍用に大量の需要が発生し、本格的な大量生産が始まりました。
しかし、民間の寝具としては高値の華で、毛布5枚で家が1件建つほどだっというから、庶民には手の届かない存在だったようです。

 

明治〜大正時代は、寝具としてよりも羽織るのが一般的だったようです。日本の毛布が花柄が多いのはその名残りかもしれません。世界のブランケットには花柄は殆ど見られません。

 

大正時代には綿毛布が大人気となり大量に生産されました。第一次世界大戦によって、欧州のブランケット産業が衰退し、替わりに日本の毛布が世界に輸出されるようになりました。この頃からウール毛布も国内生産されだします。

 

第二次大戦後、復員兵が軍用で使用した毛布を持ち帰り、寝具として使用した事から一般家庭にも広まり始めます。さらにマッカーサー率いる進駐軍が毛布を放出した事で爆発的に広まりました。

 

 

毛布と掛け布団

毛布の使用目的は、あくまで温度調節用や、コンパクトに畳んでの持ち運び用の寝具であって、掛け布団の替わりにはなり得ません。

 

重さは、2〜3kgもあります。掛け布団は軽い羽毛布団で3kg、重い綿布団でも4kgです。毛布って以外と重たいのです。ところが、保温力は掛け布団の3分の1程度しかありません。掛け布団が寒いからといって、毛布でそれを補うのはお勧めできません。高級な純毛毛布なら暖かいだろうと、2万円も支払うのなら、良い掛け布団を買ったほうが、軽くて暖かいので熟睡できます。

 

毛布の裏と表

毛布には、柄のついた表面と柄の付いていない裏面があります。

 

柄のついた表面は、緻密で丁寧に仕上げられています。そうしないと綺麗に柄がプリントできないからです。

 

裏面は、やや荒めに仕上げられています。こちら側を身体側にしている方が多いのではないでしょうか?

 

実は、柄のついた表面を身体側にして使用すのが正解です。今日からは、柄のついた表面を身体側にして使用してみてください。肌さわりの違いを体感できます。

 

 

 

 

 

 

 

古くから安眠は健康の源と言われ、よりよい寝具は心地よい安眠を実現するのにかかせません。今や、布団は通販で買えるようになりました。敷き布団は、厚手の羊毛混布団。掛け布団は軽い羽毛布団がおすすめです。寝起きもすごく気持ちよくなりますよ。